雪と情報デザイン

AtsushiNakahara2005-02-02

岐阜県大垣市は大雪だった.この雪の中で,大学院の情報デザイン・インターフェイスデザインを専門とする先生の言葉が思い出される.「雪はきれいでいいね.うるさいものが全部隠れるから.看板とか広告とかも見えないね.」
なんとなく,この言葉に情報デザインの基本姿勢(?)のようなものが読み取れると思う.そう,普通の町の風景や情報の風景は,主張のあるノイズのようなものが非常に多い.もっとシンプルにできないだろうか.必要な時に必要なだけ立ち現れてくる情報をデザインすることができないだろうか?雪が降ると,もともとの風景が意外にもシンプルであると気付く一日であった.話はそんなに単純じゃないだろうけれど.