2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

The Aware Home

http://www.cc.gatech.edu/fce/ahri/ アメリカ,ジョージア工科大学で行われている研究.研究用に建物をまるまる一軒建設している.建物に埋め込んだ潤沢なセンサ・コンピュータを利用して住居者の生活を支援することを目標としている.応用分野としては高齢…

MyLifeBits Project

http://research.microsoft.com/barc/mediapresence/MyLifeBits.aspx Microsoft Researchによる研究プロジェクト.人間の一生の体験を構成するさまざまな物や事を,できる限りコンピュータで記録し,再利用しようというプロジェクト.大量のデータの再利用性…

コンピューターと認知を理解する

テリー・ウィノグラードとフェルナンド・フローレンスによる,人工知能とコンピュータ設計に関する書物.基本的なスタンスは工学書であるが,当時の人工知能を批判する起点として,ハイデガー・マトゥラナ・ガダマーなどを引用しているため,難解である.私…

BEACON2004

http://project.shiftweb.net/beacon2004/ 大阪成蹊大学芸術学部で展示されたインスタレーション.シンプルな空間の中央に,灯台(beacon)のように回転するプロジェクタが設置され,仮想的な空間を演出する.プロジェクタで再生される映像は,多様であるが…

The IT Revolution in Architecture

http://www.citicord.uniroma1.it/saggio/RivoluzioneInformatica/Indexall.Html 詳細は不明.BIRKHAUSERという出版から刊行されている建築と情報学の雑誌.シリーズとして複数発行されている.おそらく出版社の所在地はドイツである. シリーズの最初では,…

増井氏の批評

http://pitecan.com/bib/ インターフェイス系研究者,増井氏による文献・書籍のリスト. 私は,増井氏のリストを模倣して,このログを始めた.世代も違うし,経歴も違うので,このログが,そのうち同じレベルで興味深く,かつ異質なものになればいいと考えて…

10+1 建築と情報の新しいかたち

http://tenplusone.inax.co.jp/backnumber/no33.html 建築雑誌10+1が情報学に接近した特集号.今までもこういう特集はあったが,この号ではもともと情報工学の背景を持つ研究者が,編集に参加している. 自分自身,こういった領域からの影響は隠すことはでき…

THE SECRET LIVES OF NUMBERS

http://www.turbulence.org/Works/nums/ 詳細はよく分からない.同僚のオーストリア滞在経験のある人から情報を頂いた.一昨年前の,アルスエレクトロニカに出展されたアート作品らしい.インターネットを巡回して,数字を用いた表現を探し,それぞれの数字…

Ambient ORB

http://www.ambientdevices.com/cat/orb/orborder.html http://www.ambientdevices.com/cat/dashboard/ MITの卒業生が製品化したアンビエント系インターフェイス.株価の変動,天候などの情報を,球状のライトや計量機のメタファで表示する.日常生活の中で…

ユビキタス、人工知能の欲望

ユビキタスコンピューティング.Mark D. Weiser による定義はさておき,この言葉を標榜した最近の研究の動機について考えた.ユビキタス研究には,人工知能研究後の研究者がもつ欲望が隠されているように思われる.もちろん,これらの研究にはコンピュータユー…

Video Manga

http://www.kom.e-technik.tu-darmstadt.de/acmmm99/ep/uchihashi/ 動画像を要約するシステムである.大量の動画像を効率よく閲覧するために,漫画形式でサムネイルを一覧表示する.よくある動画像要約システムは,主に画像・音声からの特徴点の自動抽出アルゴ…

Norbert A. Streitz

http://ipsi.fhg.de/ambiente/english/profil/mitarbeiter/streitz.html i-Land, Roomware などといった,研究プロジェクトで知られるドイツの研究者.オフィス空間における,インターフェイス・コンピューティングについての研究を行っている.いずれのプロジ…